本、展覧会、映画、ダンス・演劇のパフォーマンスなど。日常についても。文学、美術などの芸術、ヨーロッパ、英語に加え、最近は中国語と中国語文化圏に興味あり。フランス語ももっと勉強したいと思うこの頃。
by cathy_kate
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全体
序幕 はじめに
第一幕 本
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第三幕 ダンス
第四幕 演劇
第五幕 映画
第六幕 音楽
第七幕 混合芸術
第八幕 旅
第九幕 料理
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『劇場を世界に―外国語劇の歴史と挑戦』 谷川道子、柳原孝敦 編著

2008年発行。
東京外国語大学で毎年開催される「外語祭」での「語劇」について、
エッセイや講演や対談の記録や年表などでまとめた本です。

演じること、外国語で演じること、舞台上での言葉や身体について、
なかなか幅広い考察となっている。

昔の学生の語劇への熱の入れようはすごかったのですね。
現代の学生はそれほど熱心でもない人が多そうだけど、頑張らないと、
なかなかできることではありませんよねー。

学んでいる言語で劇をすることが、言語上達にものすごく役立つ、
ということはないにしても、主体的に言語を学ぶきっかけにはなりそう?

「外国語」で演じるかどうかよりも、「演じる」こと自体が未知の領域。
舞台にどう「立つ」か、どう「声を届ける」か、ができない、分からない、
のは、演劇をやったことがないなら当たり前だが、10年前の外語大の学生が、
劇場にも映画館にも行かない人が大半、というのには少々驚いたが、
そういうものか・・・。

一緒に演じる相手や観客と、どう関係性を構築するか、いかによく相手の
言っていることを聞けるか、など、人間として根源的なことを問われるのが、
演劇なのでしょうか。
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# by cathy_kate | 2017-11-17 19:55 | 第一幕 本 | Comments(0)

『別役実の演劇教室 舞台を遊ぶ』 別役 実 作

演劇のプロになるためのハウツー本ではなく、「一般教養」として、
一般の人たちが演劇を「する」ための入門書。

日本で演劇を劇場に観に行く人は多くはなく、ましてや趣味として
演劇をする(演じる)人はかなりレアでしょう。

でも、演劇をすることで、常に「何者か」「何をしているのか」を問われる
存在である、情報化社会に生きる現代人が、ただそこにいて、自分の体を
意識することを取り戻すことができる、ということなのかな。

美術もそうだと思うが、演劇含む芸術は、普段当然としているものを「異化」し、
あらためて向き合うことで、「本質」に到達しようとする試み、なのかな。

よく、小説や演劇で、現実とは違う世界に行けるとか言うけど、実際は、
もっと現実が迫ってくる感じなんですよね。
現実が、違う形で、目の前に立ち現れる。
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# by cathy_kate | 2017-11-15 14:07 | 第一幕 本 | Comments(0)

「シャガール 三次元の世界 展」東京ステーションギャラリー

東京ステーションギャラリーに初めて行きましたが、思いのほか広かった!

シャガールの絵画や彫刻をたくさん堪能できました。

それにしても、シャガールは、「一体化したい」という欲求が強かったのでしょうか?
男と女がくっつき、愛する二人の女が一人になり、人と動物が一つの生き物と化す。

立体作品である壺や彫刻からは、創作の楽しさのようなものが伝わってくる。
狂おしく、ぎゅっと詰まった固まり。

絵画からは、色彩が、浮遊感が、あふれ出す。
愛、かねえ、あふれているのは。
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# by cathy_kate | 2017-11-09 21:58 | 第二幕 美術 | Comments(0)

「オットー・ネーベル展―シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」Bunkamura ザ・ミュージアム

1892-1973年に生きたベルリン出身のオットー・ネーベルという画家を初めて知った。
妻を通して、バウハウスのアーティストたちと関わりを持ったらしい。

すごくがっちりした構成で、分厚く塗る画家だなあと思って絵を見ていたら、
展覧会で流されている映像で、美術館の人も、そのあたりがクレーとの
大きな違いだと言っていた。

『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』というのを作ったそうで、
光景を格子状の色彩で表したもの。
色が想起するイメージってすごいんだな。
色の組み合わせは多様で、こうして世界は広がっていくんだな。

色を起点に、どこまで行けるだろう?
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# by cathy_kate | 2017-11-09 21:51 | 第二幕 美術 | Comments(0)

「パリ❤グラフィック―ロートレックとアートになった版画・ポスター展」三菱一号館美術館

英語の展覧会名は、“Prints in Paris 1900: From Elite to the Street”。

主に19世紀末のフランスはパリで隆盛したキャバレーや演劇などのポスターは、
街頭に張り出され、大衆も眺め楽しんだ。

一方、版画は限定販売などで少部数が刷られ、比較的裕福な人々が満喫した。

ロートレックは、やはり別格の感がある。デッサンのセンスがすごい。
ヴァロットンも、版画の黒、闇の使い方がうまい。
 
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# by cathy_kate | 2017-11-09 21:40 | 第二幕 美術 | Comments(0)

メルボルン旅行(5)

観光2日目。
隣室から大音量で聞こえてくる真夜中の長電話のおかげで、眠れず。
10時半に起きて、11時過ぎにホテルを出る。

歩いて、アーツセンター・メルボルンに11時半ごろ着く。
と書いて、でも、バックステージツアーは11時から始まるはずじゃ・・・?

ということで、1時間早く起きてホテルを出ていたのか、
ツアーの開始が1時間遅かったのか、記録と記憶が曖昧です。

とにかく、アーツセンター・メルボルンのBox Officeで、
ツアーの予約注文番号を告げて、チケットを受け取る。
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バレエ「不思議の国のアリス」のチケットが取れなかったので
(何万円もするチケットしか空きがなくて)、代わりにツアーに参加する
ことにしたのだけれど、劇場のロビーには「アリス」の飾り付けがしてあり、
それを見ると、バレエ見たかったな~と思うのです。

このバレエは、日本で来年?に東京で日本のバレエ団が公演するそうです。
できれば見たいけど、やっぱりオーストラリアの劇場で見たかった ><

いったん劇場の外に出て、サンデー・マーケット(日曜市場)なのかな?が
近くでやっていたので、そこで高い(4ドル)スコーンのようなパンを買う。
劇場前の広場で立ったまま食べる。おいしいけど、大き過ぎ!
いかにもバレエやってますという少女が、母親に写真撮ってもらったりしている。

<アーツセンター・メルボルンのバックステージツアー>
ツアーの案内人は、明るく若い女性(白人に見える)。
参加者は10人程度(私以外はすべて白人に見える)。

という環境だと、余計についおとなしくしてしまう。
メルボルンやオーストラリア以外から来た人は?と案内人に聞かれても、
手を挙げられなかったりとか。

でも、ツアー冒頭で、皆さん何に興味がありますか?と案内人に聞かれたときには、
手を挙げましたよ。
バレエと劇のところで、だったかな? 他には、オペラ、音楽、ミュージカルなど。

衣装や舞台装置は、著作権があるので、撮影禁止、と注意される。
この劇場は、もともとは、地下にぐぁーっと深く造りたかったんだって。
でも、地盤の関係で、それは断念。面白いね。

参加者の中に、案内人よりもバレエに詳しい、元男性の女性と思われる中年の方がいて、
ツアー中に参加者からの質問に答え、いろいろ教えてくれた。
ツアー中にすれ違ったスタッフと思われる人とあいさつもしていて、
何者だったのだろう?

バレエが上演されるホールは、超広くて超豪華、ってほどではないが、重厚感たっぷり。
観客は、2000人くらい入るらしい!
舞台に立ったのですが、ここで踊るってどんな感じ?と思いをめぐらせました。

楽屋の廊下を、ソリストか何からしい、女性バレエダンサーが、チュチュの背中の
ファスナーを下げたまま、通り過ぎて行った。
小さくて、きゃしゃで、かわいいっす。
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ツアーを終えて、わりと近くの劇場や美術館へ、歩いて見学。

<Southbank Theatre>
偶然見つけたけど、残念ながら、この日は閉まっていました。
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<オーストラリア現代アートセンター(ACCA)>
入り口がどこかわからず、隣のモルトハウスシアターのカフェの人に聞くも、
教えてもらった入り口は開いているようには見えず、カフェの人に、
閉まっているのかと聞いても、たぶん閉まっているのかもね、という答えで、
あきらめました・・・。

ACCAの建物の、アートセンターの入り口とは違うドアに、ダンスのレッスンの
スケジュール表が貼ってあった。
一般の人が参加できる、コンテンポラリーダンスのレッスンとかだと思うけど、
どんなクラスなんだろう、少し受けたいと思ったが、夜だったので、やめておいた。
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<モルトハウスシアター>
ビール醸造所だった建物を利用した劇場。
ちょっと怖そうな劇を上演しているようだった。結局見なかったけど。

建物を見るだけという感じになってしまったが、歩いて、アーツセンター・メルボルン
のところに戻る。
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<国立ビクトリア美術館(NGV インターナショナル)>
アーツセンター・メルボルンに隣接する美術館。
スタイリッシュでかっこいい建物。

コレクションは、16~20世紀のヨーロッパ美術や、中国や日本の美術品も。
ヨーロッパの中世美術を見ながら、これらをオーストラリアに持ってきて、
収集する意味とは、などと考えてしまった。

コレクションは無料で見られますが、企画展は有料で、高い。
クリスチャン・ディオール展と北斎展をやっていて、ジョイント券38ドルを買う。

チケット売り場のお兄さんが日本語で話しかけてきて、少し日本語で話した。
きっと学校で日本語を習った世代?なんだな。

日曜日だからか、どちらの企画展も激混み。
ディオール展には、モデルか?というほどスタイルの良い人やおしゃれな人が
鑑賞者の中にいました。
着てみたい服もありましたが、着ることはないだろうな(笑)
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北斎展には、日本人の妻とオーストラリア人の夫と思われる子連れの一家も。
北斎展には、中国人、中国系の人も多かった模様。

北斎展では、「100 Ghost Stories(百物語)」のコーナーがあったのですが、
キャプションに「Yamauba」とあったが、「Yamanba」のことですかね。
「山姥」ですよね。「やまうば」とも読むのでしょうか?
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コレクション展は、少しだけ見たところで閉館時間が来てしまったので、
続きを見るために翌日にまた来ることにしました。
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夕食がねー、物価が高いから、どうしようかと困ったのですが、結局、
ホテルの近くのサザンクロス駅にあるチェーン店の売店「Pie Face」で、
ステーキ入りミートパイ、キャロットケーキ(イギリスっぽくて懐かしいので、つい)を
買った。高いけど、おいしい! 日本にも出店しているそうです、知らなかったけど。
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# by cathy_kate | 2017-11-03 22:37 | 第八幕 旅 | Comments(0)

メルボルン旅行(4)

空港からホテルに直行して、ホテルに荷物を預けて、そのまま観光へ。

<シーライフ・メルボルン水族館>
ヤラ川沿いにあります。
ガイドブックに記載してあった入館料が値上がりしていて、大人42ドル。
高いっ!

この高い入館料が、海や海の動植物の保護に役立っているならいいのだけれど、
水族館の目玉であるペンギンさんたちが、ガラスケースに閉じ込められて、
所在なさそうにしているのを見ると、お金が正しく使われているのか、
疑いたくなってしまいました・・・。

お子さまたちは、楽しそうにはしゃいでいましたよー。
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水族館からの眺め。
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教会です。
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<イアンポッター・センター(NGV オーストラリア)>
コンテンポラリーアートを展示する美術館。
NGV オーストラリアというのは、国立ビクトリア美術館のコレクションの
一部ですよ、ということらしい。
日本生まれでオーストラリアに移住した彫刻家の作品もありました。

観光案内所もあるフェデレーションスクエアという広場にある美術館で、
美術館の外では、古本の青空市が出ていました。
イギリスの挿絵画家ケイト・グリーナウェイの絵本や、1927年出版という
日本、フェロモサ(台湾)、コリア(朝鮮半島)の折りたたみ式の地図も。
買わなかったけど。

広場やそのカフェはにぎわっており、メルボルンではFringe(カジュアルな
演劇などのパフォーミングアーツの祭典といったところ?)も開催中だったようで、
その案内所も出ていました。
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中華街(チャイナタウン)の入り口の門です。
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<ビクトリア州立図書館>
チャイナタウンの入り口をのぞいたりしながら、歩いて図書館へ。
すごく広くて、みんな思い思いの読書や勉強をし、
自作本の展示販売をするイベントまで行われている。

素晴らしいなあと思いながら写真を撮ったのですが、もしかして、
肝心のリーディング・ルームを見逃したのかな?
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図書館の前で、チェスの勝負をしていました。真剣勝負?
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<ラ・ママ>
住宅街にある、元工場だった建物を利用している小劇場。
お芝居を見たかったのですが、この日の夜の公演は売り切れで、
翌日のも見に行けませんでした。残念。

劇場の庭にカフェがあり、カフェの人は公演のことは知らなかったのだけれど、
劇場の2階に人がいるから、聞いてみたら?と教えてくれたのでした。
カフェの人も劇場の人も、やや戸惑いながら教えてくれたような。
アジア系が来るのは珍しいのかな? それとも、私が不審者っぽかった?(笑)
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ラ・ママの外階段を上ったところからの眺め。

<イアンポッター美術館(メルボルン大学)>
メルボルン大学の付属美術館。入館料は無料。
サー・イアン・ポッターは、オーストラリアの実業家だそうです(1902-1994)。

空間を上手に使ったコンテンポラリーアートの展示で、音楽との関係性を探る作品や、
アボリジニの装飾に着目したらしい作品があって、結構面白かったです。
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さて、観光を終えて、夕飯を食べようとしたのですが、物価が本当に高い。
中華とかでも10ドルはする。サンドイッチも高い。いちご以外はすべて高い!

結局、高いケバブとマフィンと水を買ってホテルに戻る。
ケバブはそんなにおいしくなく、しかも量は3人前くらいある・・・。
食べきれませんでした。
マフィンの中身が生焼けだったのにびっくり! 料理下手な私ですら、
焼き菓子を作る場合、生焼きにだけは気を付けますよ・・・。
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ケバブ屋のおじさんは、英語になまりがありました。
「今日はフットボールのファイナルの試合をやっていたのかな?
妙に人がたくさんいるんだよねー。僕はフットボールは好きじゃないけど。
サッカーが好きなんだ。オーストラリアンサッカーね」
と言われても、その2つのスポーツの違いがよく分からん・・・。

日本で言う「サッカー」は、アメリカではsoccerで、イギリスではfootball
ということは知っているが、この人の言っているのは、オーストラリア英語
でのことなのか、何なのか?

ただ、この日、王立展示館(ロイヤルエキシビション・ビル)に行ったのに、
イベントが開催中で、内部を見学できなかったのです。
オクトーバーフェストということで入場料を取っていたみたい。
中にいる人たちは飲み食いし、大型テレビ画面でスポーツの試合観戦をしていたような。
あれが、フットボールの大きな試合だった?
歴史ある建物でこんなイベントやってるのかね、本当にこの建物で合っているのかね?
と不思議だったのですが。

この建物の外で、若い女性に中国語で話しかけられたのでした。
中国語が分からないと言ったら、すぐに英語に切り替えてくれた。
この人も、展示館で何が行われているのか、知りたかったみたい。
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さて、18時ごろにホテルに着き、部屋に入ったのはいいが、隣の部屋からの
音漏れがひどい!
中国のどこかの地方の言語だと思うが、話している言葉がすべて聞こえてくる。
大人数が部屋にいる模様・・・。

そんな中で、電話をかけ、アーツセンター・メルボルンで翌日に行われる
バックステージツアーを予約する。毎週日曜日の11時~12時半のみ開催。
クレジットカード番号を言いながら、隣室に聞こえていそうで、心配だった。
電話の相手の英語は、分かりやすくて助かった。
注文番号(order number)を教えてもらい、それを当日ツアーが始まる前に
劇場の受付で伝えればOKと言われた。

隣人は、23時過ぎには、電話で大声で話し始めた。眠れなかった・・・。
翌日、ホテルのレセプションで、部屋を替えてくれないかと言ってみたが、
その隣人はもうチェックアウトしたから、と言われてしまう。
確かに英語を話す別の人たちが泊まっていたようだ。
今度は私が、朝の目覚まし時計の音で、その隣人に迷惑をかけたかも!
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# by cathy_kate | 2017-11-01 20:23 | 第八幕 旅 | Comments(0)

メルボルン旅行(3)

朝に飛行機で着いて、ホテルに荷物を預けて、そのまま観光へ出るという、
ちょっとハードなスケジュール。
時差が1時間と少ないから、なんとかできたのかな。

メルボルンは、中心地のトラム(路面電車)は無料で乗車できる(Free Zone)。
それにもかかわらず、ほとんど徒歩で済ませました。

イギリスみたいに、道に名前が付いていて、左右の通りのどちらかの番地が偶数、
もう片方が奇数。
しかも、計画的に開発したためなのか、道が全部直角に交わっていて、
分かりやすいと思う。

これまたイギリスの街みたいに、広い公園があったりして、比較的歩きやすい。
路面はヨーロッパの石畳みたいになっているわけではないので、足への負担も小さい。

観光1日目は、すべて徒歩。私の旅行する目的は、歩くこと、だったりする。

昔少しイギリスにいたことがあるので、1日中メルボルンの街を歩いていたら、
住んでいるかのような錯覚を覚えた。
英語の感覚もなんとなくよみがえってくる。

住んだらどんな感じなんだろう? なんて考えたりして。
でも、1日目は目が痛かったです! たぶん紫外線が強いせいだと思う。
そして、帰国するころになって気が付いたのですが、日焼け止めクリームを
一応塗っていたのに、顔と手が結構日焼けしていた・・・。ショックでした。

道を歩いていると、通りがかりの人が、「どうしたの? 道分かる?」などと
話し掛けてくれる。わりとフレンドリーで親切な人がいるなあと思いました。

一度、コンビニで中学生か高校生に、「チャイニーズ」みたいな感じで言われたのが
不愉快だったが、それ以外はそんなに嫌な目には遭わなかった。
そのときも、そう言ったガキ(失礼)の友達が「やめろよ」的なことを言っていたので、
まあマシな方かな。

ちなみに、住んでいる人も(留学生も)観光客も、中国の人や中国系の人が
結構いました。
住んでいる中国系の人の中では、マンダリン(北京語、共通語)よりも広東語を
話す人の方が多い、というデータがあるそうです。

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このレインボウ(虹)とYESのマークが街のあちこちで見られて、
何かなと思ったのですが、同性婚に賛成、を表明するマークだったようです。

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トラムの車両は、レトロなものから現代的なデザインのものまで、さまざま。

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レンタル自転車。乗れれば便利で楽しいでしょうねえ。
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# by cathy_kate | 2017-10-09 00:45 | 第八幕 旅 | Comments(0)

メルボルン旅行(2)

旅行2日目の朝、8:30ごろにメルボルン(タラマリン)空港に到着。
スカイバスの往復チケット(36ドル)を買って、バスでサザンクロス駅へ。

オーストラリアドル、日本出発前に幾らか両替していったのですが、
ほとんどの場所でクレジットカードが使えるので、現金はそんなに要らなかったな。

9:00過ぎごろかな?にサザンクロス駅に着く。
駅から徒歩ですぐ近くのバットマン・ヒル・オン・コリンズホテルへ。
チェックインは14時以降で、40ドル払えば部屋に案内すると言われたが、
断って、ホテルに荷物だけ預けて、そのままメルボルンの街に観光に出ました。
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サザンクロス駅から列車には乗りませんでしたが、食べ物とか買える。
入っていないけど、書店もあったみたい。
建築が面白い駅ですね。

ホテルは、経済的で、全然豪華ではありませんが、駅から近いのが便利。
シャンプー、コンディショナー、ヘアドライヤーの質がよかったのが意外でした。
旅行中にありがちな、髪の毛パサパサ、ボサボサ状態にならずに済んだ。
エアコンも日本製だったので(?)、効きがよかった。暖房で使いました。

ホテルで困ったのが、隣室とダブルドアでつながっていて、もちろんそこは
開けないのですが、そのドアから、隣室の音がすべて聞こえてきたこと。
廊下の音も、もう一方の隣室からも音は聞こえるので、そもそも防音ができていない。
そして、そのつながっている部屋からは、本当に話し言葉まで聞こえる始末。
1晩目は、そこの泊まり客が、中国のどこかの地方の言語と思われる言葉で、
夕方に何人かで集まってしゃべり、真夜中に電話でしゃべる、その声の大きいこと!
寝むれなくて、ほとほと困りました。
でも、2晩目は、その部屋に英語を話す別の泊まり客がいたようなのですが、朝、
私が目覚まし時計の音で迷惑をかけたかも・・・。

もう一つ、困ったのは、最終日にお湯が出なくて、レセプション(フロント)に
電話したところ、業者が朝まで来られないので、今晩は何もできないと言われたこと。
すごいよね、ホテルで堂々と「何もできない」って言うのって。
日本の「サービス業」とはほど遠いイメージ。
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中央の建物が、サザンクロス駅から見た、泊まったホテル。
駅から本当に近いです。
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# by cathy_kate | 2017-10-09 00:05 | 第八幕 旅 | Comments(0)

メルボルン旅行(1)

9月下旬に5日間、メルボルンに観光で行きました。
初めてのオーストラリア、初めての南半球。

オーストラリアでは、9月から春なのだそうな。
上着(ジャケット)は要らないかな~と思って、カーディガンで
済ませようとしたのですが、1日目は平気だったのですが、
その日は例外的だったらしく、やはり、薄手のコートとかが必要でした・・・。
毛皮のコートやダウンジャケットの人もいて、朝晩は特に、くしゃみが出ました。

20:30発のカンタス航空080便で、成田空港からメルボルン(タラマリン)空港へ。
エコノミーですが、機内食が意外とまあまあよかったかも。
ヨーロッパ系航空会社と比べて、ですが(日系にはあまり乗らないので)。
座席は狭いが、機内エンターテインメントの映画は結構いろいろある。

Hidden Figures(『ドリーム』)は、1960年代アメリカでの実話を基にした映画。
まだ白人とそれ以外の人の学校や公共トイレが別れていた時代、
NASAで「計算」することによって宇宙開発を支えていた黒人女性3人を描く。
元気になれる、いい映画でした。(きれいごとも入っているんでしょうけど)

日本のアニメ『この世界の片隅に』を少し見て、帰りの飛行機で最後まで見た。
かなりつらいことまで描かれているのですね。でもやっぱりこれはすごい。

翌日の朝8:300ごろメルボルンに到着するので(日本との時差は1時間)、
機中でしっかり睡眠を取るべきなのだが、エコノミーの座席は快適とは言えず、
ほとんど眠れませんでした。やや目が充血。
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# by cathy_kate | 2017-10-08 22:51 | 第八幕 旅 | Comments(0)

ヨコハマトリエンナーレ2017―島と星座とガラパゴス

横浜美術館などで開催。
まずは横浜美術館での展示を見ました。

今回のテーマがテーマのため、地図とか、旅行を思わせる作品も多くて、
結構楽しめました。
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# by cathy_kate | 2017-10-08 22:18 | 第二幕 美術 | Comments(0)

「ランス美術館展―フランス絵画の宝庫」

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

バロック、ロココ、ロマン派、新古典主義、印象派、ナビ派などの絵画と、
レオナール・フジタ(藤田嗣治)のランスにある教会の壁画やステンドグラス
の素描などを含む作品を展示。

絵画の甘美さに静かに浸れる展覧会です。
フジタの、キリスト教の「七つの大罪」を描いた絵は、生々しくて、動物的で、
なかなかすさまじくて、よかったなあ。
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# by cathy_kate | 2017-05-28 20:55 | 第二幕 美術 | Comments(0)

『わたしは、ダニエル・ブレイク』 ケン・ローチ監督

病気で働けなくなったダニエルと、シングルマザーのケイティの
苦境と交流を描く。

イギリスの「福祉」が、本当にこの映画で描かれているような状態
だとしたら、それだけで泣けてくる。
でも、自分は普段そういうところに目を向けてもいないから、
困っている人を助けないという点で、私も同罪か・・・。

ケン・ローチ監督は、すごく善人なのかなという気がした。
悲惨な状況を描いているのだが、性悪説には基づいていない。
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# by cathy_kate | 2017-05-05 23:32 | 第五幕 映画 | Comments(0)

『僕と世界の方程式』 モーガン・マシューズ監督

自閉症の男の子が、数学の世界大会出場で中国人の女の子と出会い、
初めての恋をして、大切なものを守るということを知る物語。

主人公の男の子と父親とのエピソード、その後の母親との関係が、
意外と壮絶・・・。

母親役のサリー・ホーキンスは『パディントン』のママ役もやってて
気になってたけど、美人ではないしわの多いおばさん(まだ40歳なんですが)
って感じなのに、なぜかとってもチャーミング。
なぜだーっ!!って不思議なのですが、意外と(?)男性にもてるんだろうな
と思いつつ、でもなんか悪女そうで苦労させられそう、と勝手に思ったり(笑)

恋の相手が中国人という設定は、イギリスに中国系が多いから?とか、
いい子ちゃんテイストもあるんだけど、そのわりに出来がいい映画だと思う。
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# by cathy_kate | 2017-05-05 23:21 | 第五幕 映画 | Comments(0)

『美術館の舞台裏―魅せる展覧会を作るには』 高橋明也著

美術館の舞台裏: 魅せる展覧会を作るには (ちくま新書)

高橋 明也 / 筑摩書房


学術的にも意味があって、多くの人も楽しませ、採算的にも「成功」する
展覧会を企画、開催するのはすごく大変。

でも、それを目指さないと、美術館の存続も美術品の継承も難しくなって
しまうのかな。
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# by cathy_kate | 2017-05-05 22:37 | 第一幕 本 | Comments(0)

『百日告別』 トム・リン監督

2015年台湾。
『九月に降る風』の監督による映画。

台湾の人気バンドMaydayのメンバーと、香港の人気女優カリーナ・ラム主演で、
台湾と、沖縄も舞台、と聞くと、売れそうに作っている映画なのかな、と
少し思ってしまうが、たぶん、全然そうじゃなかった。

むしろ、そっけないほどストイックな感じで、監督にとって本当に撮る
必要のある映画だったように思える。

交通事故で妻子をなくした男と、同じ事故で婚約者をなくした女の100日を追う。
初七日や、その後の「節目」にも、意味合いがあるのですね。知らなかった。

監督の実体験を基にしているらしいです。
忘れられないけど、抱えたままどうやって生きていくか、
言葉では言い古されているけれど、一人一人が向き合わなくてはいけない
このことに、監督は、この映画を作りながら、向き合ったのかな。
思えば、巡礼のような映画でした。
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# by cathy_kate | 2017-05-05 22:18 | 第五幕 映画 | Comments(0)

『未来よ こんにちは』 ミア・ハンセン=ラブ監督

原題:L’avenir(未来)
2016年フランス・ドイツ

邦題はもちろん、サガンの『悲しみよこんにちは』のもじりでしょう。
主演は、60代のフランスの有名女優、イザベル・ユペールで、
50代後半の高校の哲学教師を演じる。
「おばあさん」ではあるんだけど、美人だし、しゃんとしている。
彼女の母を演じたエディット・スコブという女優は80歳近くのようで、
恐るべし・・・。

パリで大好きな哲学の高校教師をしながら、同じく教師の夫と暮らしている
主人公。
2人の子どもは独立し、元モデルの寂しがり屋の母がしょっちゅう電話をかけてくる。
平凡だけど、満足な人生だと思っていたのに、夫が、他の女性と出会ったから、
離婚したいと言う。
母の状態が悪化、教科書の出版でも干されそうになり、元教え子の青年との
交流が心のなぐさめになりつつ、彼から「思想と行動が一致していない」などと
言われてしまう。

最後、主人公と元教え子の青年は一線を越えたのかね、やっぱり。
フランス映画としてはごちゃごちゃしたせりふが少ないほう(哲学教師が
主人公であるにもかかわらず)だけど、それでも、日常でそういう面倒な会話
します?っていうのが、フランスらしい?

でも、そうやって、直接仕事とかに関わらないことであっても、きちんと考えて
言葉にして伝え合う、って、もっと日本でもしたほうがいいとは思います。

料理をする場面は出てくるけど、洗濯や掃除の場面はなし。
まさか、お手伝いさんがしてるんじゃないよね?
田舎の自然に囲まれた別荘のようなところで過ごす場面や、公園で寝転がる
場面も多いのだけれど、虫いませんか? 水(お湯)出ますか?とかって、
不便さを想像してしまう・・・。

中高年(女性)の危機を描きながら、本当に不快な要素はうまいこと排除し、
ステレオタイプな「フランスっぽさ」を盛り込んだ映画、という印象。
悪くはないので、楽しめましたが、ぬるま湯な感じがする。
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# by cathy_kate | 2017-05-03 00:24 | 第五幕 映画 | Comments(0)

「大エルミタージュ美術館展」 森アーツセンターギャラリー

「オールドマスター 西洋絵画の巨匠たち」が副題の展覧会。
ロシアは当面行く機会がなさそうだから、展覧会に行きました。

16~18世紀のルネサンス、バロック、ロココの油彩画が中心。
最近、あらためて、こういう絵画はやっぱり好きだなあと思う。
ティツィアーノ、レンブラント、リベーラ、シャルダン、ブーシェ、
クラーナハ、ゲインズバラ、とかね。

画期的なところとかはないけど、絵画そのものはじっくり味わえる
展覧会でした。
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# by cathy_kate | 2017-05-02 23:59 | 第二幕 美術 | Comments(0)

『時間の言語学―メタファーから読みとく』 瀬戸賢一著

時間の言語学: メタファーから読みとく (ちくま新書1246)

瀬戸 賢一 / 筑摩書房


「時間」「とき」という抽象概念は、「メタファー」(他の何かに例える)
ことでしか言い表せない(理解できない)。

「時間」は「流れ」であり、「お金」のように大切である、という認識が、
日本や欧米をはじめとして世界で支配的である。

だが、「時間はお金」という発想に基づく社会は、格差を生み、持続不可能な
方向に進もうとしている。

今、これからの世界で必要なのは、「時間は命」と捉えて生きていくことだ。

というのが、本書の主張の中心だと思います。

具体例(事例、用例)から見る言葉の定義、捉え方も面白い。

「うれしいとき」とは言うけど、「うれしい時間」は(広告などでは
使われそうだけど)変なのはなぜか?
「とき」は、それを過ごす人も意味内容に含む言葉だが、「時間」は
そうではなく、「うれしい時間」だと、「うれしい」の主体が「時間」
のようになってしまうから。

「とき」は、「場合」も指すことができ、このことは、空間を表す
「ところ」にも言える。(英語のin the case whereといった表現も浮かぶ)

著者は、「時間は命」を、ミヒャエル・エンデの児童書『モモ』を挙げながら、
「大切なものを表すメタファー=命」として、導き出す。
しかし、「時間は命」に至る道のりは、もっと丁寧に考察されてもいいのでは
ないかと思う。

感覚的にはすぐに納得できるはずなんですけれどね、だって、命は時間そのもの
でしょう、って、ね、でも、それでも、「時間はお金」という思考のもと、
お休みのときでさえ、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、無駄にしちゃいけない、
ていうご時世ですから。

それから、なぜ、「時間はお金」で社会が動いて、人もそれを疑問に思いづらいのか、
という点も、もっと追究されるべき。

その日暮らししかできなかった昔と違い、今の「先進国」では、貯蓄ができるし、
それによって、未来を、現在の自分の選択と努力で、ある程度コントロールできると
思えば、未来のことを考えて、時間を「管理」するようになってしまう。

でも、本当は、未来は「命」と同じで、コントロールできないはず。
(『モモ』の「時間どろぼう」が人間をだまそうとしたように、貯蓄も利子も
ないはず)

どんなに計画を立てても、時間の「流れ」に人間が手を突っ込んで、方向を
変えたり、止めたりはできない。

でも、過去が現在に影響し、現在が未来に影響する、という時間の流れに
こだわる限り、時間を「節約」したり、時間を「有効活用」したりしようと
してしまう。

現在頑張らなければ、未来になったときに、過去を後悔することになるのでは
ないか、という恐れを抱いたり。

本書では、今後、「円環する時間」についてもっと考えなければ、ということで
締めくくられている。
それはどんな世界なんだろう?

「スローライフ」の本なども最近はよく出ているが、「未来への投資」のために
今頑張らなければ、と「追われる」感覚から、本当は逃れてもいいのかもしれない。
(頑張れなければ、と思うのに、頑張れていない、ことに落ち込む、というのも、
変な話ですよねー。それこそ、精神力の「無駄」というか)
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# by cathy_kate | 2017-05-02 23:48 | 第一幕 本 | Comments(0)

『メットガラ―ドレスをまとった美術館』 アンドリュー・ロッシ監督

年1回、5月の第1月曜日に、ニューヨークのメトロポリタン美術館で
開催される「メットガラ」というイベントを追う。

メトロポリタン美術館服飾部門の1年間の活動資金を集めるためのイベント
だそうで、アメリカっぽいなあ~。

ファッション雑誌『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンターや、
メトロポリタン美術館服飾部門のキュレーター、アンドリュー・ボルトンらが、
このイベントとそれに合わせた展覧会「China: Through the Looking-Glass」
(ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』をもじった展覧会名ですね)の
準備に奔走する姿を描く。

思っていたより面白かった!!
「アートなのか?」と美術館においてはまだ懐疑的な目で見られることもある
ファッション部門と、東洋(アジア)美術の中でも特に権威的と思われる
中国美術部門とのコラボレーションの展覧会では、東西のセンセティブな問題
なども浮上する。

西洋の美術館が「非西洋」を取り上げる場合に、いかに「差別的」になるのを
避けるか、というのは、たぶん必ずテーマになるのだが、「西洋」の視点から
作れば、(たとえ「非西洋」の当事者の作品を一部取り入れようとも)必ず、
「非西洋」は異物扱いされる。当たり前だけど。
それは避けられないし、避けられないからこそ、やる意義があるのでは?
主催者が、いかにそういうことに意識的になれるか、ということが大事だと思う。

しかし、なんとクリエイティブな世界なことか!
かけてるお金もすごいけど(笑)

この映画を見て外に出ると、街の人たちがセンスのない人ばかりに見えて、
ちょっと悲しかった(自分を筆頭に・・・笑)

ファッションって、「そんなことやっていいの?!」という「タブー」を、
ひょいっと越えちゃう気がする。
簡単に見えるけど、簡単じゃないんだろうね、ひょいっと飛び越えるの。
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# by cathy_kate | 2017-05-02 00:10 | 第五幕 映画 | Comments(0)