本、展覧会、映画、ダンス・演劇のパフォーマンスなど。日常についても。文学、美術などの芸術、ヨーロッパ、英語に加え、最近は中国語と中国語文化圏に興味あり。フランス語ももっと勉強したいと思うこの頃。
by cathy_kate
カテゴリ
全体
序幕 はじめに
第一幕 本
第二幕 美術
第三幕 ダンス
第四幕 演劇
第五幕 映画
第六幕 音楽
第七幕 混合芸術
第八幕 旅
第九幕 料理
幕間 日常
未分類
以前の記事
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
フォロー中のブログ
メモ帳
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル


公演『コリオレーナス』シェイクスピア

某大学の学生が日本語で朗読した、シェイクスピア作『コリオレーナス』。


「朗読」なので、各自が台本を持っていますが、舞台の両端に並べた椅子から立ち上がり、舞台中央で動きながらせりふを言います。


読み上げる、というよりは、演じる、と言っていいレベルで、楽しめました。
音響、照明、舞台美術も、シンプルながらしっかりしていた。
演出やスタッフさんは、プロの劇団の力を借りているらしい。


『コリオレーナス』は、シェイクスピアの戯曲の中では、上演されることが多くはない作品。
かなり久しぶりに、上演を見ました。


そういえばこういう話だったっけ、と、本で再読したくなりました。
現代日本の政治、社会状況にも通じる内容として読める。


細かいあらすじは複雑なのですが、共和制ローマを舞台にした悲劇です。
武人コリオレーナスは、戦争には強いが、民衆におもねることはできない男。

貴族の友人たちから政治の高いポストに推薦されるも、

民衆に推薦してくれるよう頼むというしきたりをいやいやこなす始末。

民衆から選出されている政治家たちは、民衆を扇動し、コリオレーナスは

独裁者になるから危険だと、彼をローマから追放する。

追放されたコリオレーナスは、敵方に赴き、ローマを倒そうと攻めてくる。

危機に陥ったローマは、コリオレーナスの元に、彼の母親と妻、息子を派遣する。

母親と妻の涙の前に、コリオレーナスはローマから手を引き、
手を結んでいた敵方との和平を結ぼうとするが、敵方に裏切り者として殺される。


昔、この悲劇の主人公、コリオレーナスは、何がいけなかったんだろう、
何を誤ったのだろう?と考えたものですが・・・。


強情で、空気を読んでうまく立ち回ることができない、それなのに、
肝心のところで当初の自分の決意を貫き通すことができず、
自分の意に反して周りの人間に流されてしまった、ことなのかな?
と、今回思った。

あらためて、せりふをじっくり読まないと、何とも言えないかもだけど。





[PR]
# by cathy_kate | 2018-01-15 00:27 | 第四幕 演劇 | Comments(0)

ロイヤル・バレエ『不思議の国のアリス』

「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2017/18」の上映作品。

もともとは、2017年にロンドンの劇場から世界の映画館に同時生中継した
映像で、それを編集してまとめたもの。

解説+インタビューも交えて、第一幕、第二幕、第三幕を上映。

途中休憩10分ずつを2回含めて、上映時間は3時間13分。

TOHOシネマズ日本橋は、映画館のわりに重厚な雰囲気があるので、

実際に劇場に来たような感覚を味わえる気がします。

【振付】クリストファー・ウィールドン

【音楽】ジョビー・タルボット

【指揮】クン・ケセルス

【出演】ローレン・カスバートソン(アリス)

フェデリコ・ボネッリ (ハートのジャック)

ジェームズ・ヘイ(ルイス・キャロル/白ウサギ)

エドワード・ワトソンから変更

ラウラ・モレーラ(ママ/ハートの女王)

ゼナイダ・ヤノウスキーから変更

スティーヴン・マックレー(マジシャン/マッドハッター)

本作品は、オリジナルは英国ロイヤル・バレエで、2011年初演。

その後、他国でも現地のバレエ団が上演しています。

20179月にオーストラリア・バレエ団がメルボルンで上映、

日本では201811月に新国立劇場で上演予定。

おなじみ、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を基に、

少女アリスが夢の中で、現実とのつながりを思わせる奇想天外なキャラクター
たちに出会うという、バレエ『くるみ割り人形』や、『オズの魔法使い』を
思わせる構成の、大人も子どもも楽しめるバレエ作品。

アリスはガーデンパーティーの日、庭師の青年ジャックにタルトを内緒で
あげる。

アリスの母は、彼が盗んだと思い込んで、彼を追い出してしまう。

悲しむアリスは、友人ルイス・キャロルが白いウサギに変身するのを目撃し、

彼の後を追って穴の中へ。

穴の底の不思議な世界で出会ったのは、トランプのハートのジャックや、

残酷なハートの女王、クレイジーな帽子屋のマッドハッター、
奇妙な侯爵夫人など。

最後のオチにも要注目のストーリー展開です。

こんなに笑いがところどころに起こるバレエは初めてかもしれない。

原作をうまくアレンジしている。グロテスクでもあるところがイギリス的?

性的なものを感じさせるところもあり、隠し味になっている。

振付はもちろん、音楽もすべてオリジナル。打楽器が多用されているらしい。

ダンスは、クラシックバレエだけでなく、タップやモダンな動きも
取り入れている。

多くの登場人物たちに見せ場が用意されており、その分、トップダンサーたちを

一度にたくさん堪能することができる。バレエ団の力量も示せるレパートリー。

ダンサーたちには高い演技力も要求され、全体として演劇的でもある。

従って、バレエを敬遠しがちな人も、思い切って見てみたら楽しめるかも。

(余談ですが、作中、2つのカップルがキスしていました。

日本のダンサーで上演するときも、実際にキスするのでしょうか、
それとも振りだけ?

この回は、撮影しているから実際にしたのかもしれませんが。
アップになるからね)

舞台美術も革新的。
映像と大道具を組み合わせ、「不思議の国」を表現している。

なにしろ、アリスは縮んだり大きくなったりするし、
涙の湖でおぼれたりもする。

それを、装置と振付で巧みに表現しているのだ。

アリスを箱に閉じ込めて、天井まで頭が届く身長になってしまったことを
表現したり、何層にもした波間にダンサーたちの頭や腕をのぞかせて、
アリスはバレエの白鳥の腕の動きをして、泳いでいることを表す。

客席にダンサーが現れ、客席全体が、アリスが小さなドアからのぞく世界に
「なる」演出には、驚かされた。まるでサプライズプレゼントみたい。

衣装もすてきで、ダンサーが前に上半身を倒してお辞儀の格好をすると、

チュチュ(スカート)が、トランプのハートなどの形に見えたりする工夫も。

アリスはほぼ出ずっぱり。ダンサーのスタミナは計り知れない。

伝統的なパ・ド・ドゥにも、アリスを象徴する動きが繰り返されたりと、

見どころが多い。

マッドハッターのタップとバレエが融合したダンスは圧巻。

うっとりし、感嘆し、驚き、笑い、満足する―舞台の喜びが詰まったバレエです。

バレエの予告編で、魅力の一端を見ることができます。



[PR]
# by cathy_kate | 2018-01-11 18:20 | 第三幕 ダンス | Comments(0)

台湾映画 『52Hzのラヴソング』

ウェイ・ダーション監督

珍しい、台湾のラヴ・ミュージカル映画。
監督は、『海角七号 君想う、国境の南』、『セデック・バレ』、
『KANO~1931海の向こうの甲子園』を監督した人。
(この3作品は、日本が重要なテーマの一つになっている)

本作は、曲がすべてこの映画用のオリジナルという、ミュージカル恋愛映画です。
最上のミュージカルとは言えませんが、うまくまとまっていると思う。
歌も、それぞれの歌手・俳優の声の個性を生かしているようで、好感が持てる。

三十路の主人公たちがなかなか恋愛に踏み出せなかったり、
愛に身を任せられなかったりする様子が描かれ、社会事情が台湾と日本とで
通じるところがあるらしい。

三十路の男女だけでなく、中年の恋愛や、亡き妻を思う男や、
女性同士のカップルなど、多様性もテーマ。
フランス人の親を持つ俳優や、台湾の原住民がルーツの俳優など、
「人種」の多様性も。

主人公の一人を演じたスミンは、台湾の原住民のメンバーで結成したバンド、
「トーテム(圖騰樂團)」のメインボーカル。
このバンドのCDを持っています。「我在那邊唱」や「放羊的孩子」という曲などが好き。

「52Hz」は、孤独なイルカを意味するんだって・・・。

映画の公式サイトはこちら
[PR]
# by cathy_kate | 2018-01-03 19:57 | 第五幕 映画 | Comments(0)

『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』 マイケル・ロバーツ監督

2017年イギリス
靴をデザインするマノロ・ブラニクのドキュメンタリー

このブランドのことは知らなかったのですが、魅惑的な靴ですね。
はいてみたい・・・。

マノロ・ブラニク氏は、足の形が好きだそうな。
思えば、私も靴を見るのが好きなのですが、ダンサーの足とかも好きだな、
と思って・・・。
足と靴への愛はセットなのか?

映画の公式サイトはこちら
[PR]
# by cathy_kate | 2018-01-03 17:48 | 第五幕 映画 | Comments(0)

'In Other Words' by Jhumpa Lahiri

インド系(Bengali)の、英語で書くアメリカ作家、ジュンパ・ラヒリが、
25歳から学んだイタリア語で出版した初の本。
イタリアで出版された後、イタリア語と英語のバイリンガル(二言語)でも
出版された。

左ページにイタリア語、右ページに英語が印刷されている。
私は英語しか読めないので、本の半分しか読めないため、
読み進めるのが速いような錯覚を得られる(笑)。

全体的には、日記のような、エッセイのような。作家の「自伝」となっている。
2編、短編の手前のスケッチのようなライティングも含まれる。

外国語としてのイタリア語に関する考察を中心に、アイデンティティーや、
書くことの意味などを探っていく。

ほとんどすべての内容について、そうなんだよねえ、とうなずける。
英語を外国語として学び、英語に熟達しないまま、英語圏に短期間住み、
英語で書いた経験のある立場として。

母語でない言語を使うからこその気付き、未熟であるがゆえの自由、
外見(人種など)で言語との関係を判断されることについて。

英語は世界中の多くの人に学ばれる言語だが、イタリア語はそうではない。
英語ほどではないにしても、フランス語、スペイン語のほうが、
植民地の歴史から、現在でも幅広い人に使われているだろう。
「マイナー言語」であるほど、その言語を使う理由を問われ、流暢になってからも、
なかなかコミュニティーに完全には受け入れられない、という面があるかもしれない。

ただ、どの言語でも、どんなに学んでも、「よそ者感覚」は抱えたままに
なるんじゃないかな。
それが、かえっていいこともある。

ジュンパ・ラヒリは、アメリカで生まれ育ったから英語に最も熟達しているが、
両親は家ではベンガル語しか話さず、家族や親戚の言語はベンガル語。
第三の言語であるイタリア語を得て、イタリアに住み、イタリア語で書くことを
発見した。

ラヒリの出版された本は全部読んでいるけれど、今度どういう方向に行くのか、
ご本人もあとがきで書いている通り、未知数で、楽しみだ。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-12-30 21:20 | 第一幕 本 | Comments(0)

『ダンシング・ベートーヴェン』 アランチャ・アギーレ監督

モーリス・ベジャール振付のバレエ作品『ダンシング・ベートーヴェン』の
上演を追うドキュメンタリー。

ダンサー80人のほか、ベートーヴェンの『第九』の音楽に振り付けたダンスのため、
オーケストラやソロ歌手や合唱団が必要で、長らく上演されていなかったのだそう。
それが、2014年、モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団の共同制作で、
東京公演(など?)が実現。全然知らなかったけど、見に行けばよかった~。

このドキュメンタリー映画では、当然と言えば当然だが、ダンスや公演自体は
部分的にしか映していないため、フラストレーションがたまる。
ベジャールの『春の祭典』と『ボレロ』は大好きですが、それと並ぶ傑作と
言われているなんて、ぜひ見たい・・・。

カテリーナ・シャルキナというダンサーは、妊娠で本番では踊れなかったが、
レッスンの映像だけ見てもすごいダンサーだと分かるので、特に見てみたい!
東京バレエ団のダンサーも頑張っているのでしょうけど、モーリス・ベジャール・
バレエ団のダンサーと比べると、技術もそうだが、迫力・気迫が足りず、
物足りない感じがしてしまう。

マリヤ・ロマンというフランスの若い女優がインタビューをしていて、
でも、彼女は映画の監督ではなかったみたい。
やけに態度が大きいと思ったら、モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督の
ジル・ロマンの娘だったのでした。

ベジャール作品の断片が見られるという価値はあるけれど、
ドキュメンタリー映画としては、やや物足りず、消化不良かな。

映画の公式サイトはこちら
[PR]
# by cathy_kate | 2017-12-29 01:57 | 第五幕 映画 | Comments(0)

台湾映画 『星空』 トム・リン(林書宇)監督

5年くらい前の台湾映画。
版権問題で、日本では今年やっとこさの上映、となったらしい。

出演:
シュウ・チャオ(徐嬌)、リン・フイミン(林暉閔)、レネ・リウ(劉若英)、ハーレム・ユー(庾澄慶)、ケネス・ツァン(曾江)、ジャネル・ツァイ(蔡淑臻)、シー・チンハン(石錦航=Maydayのストーン)、グイ・ルンメイ(桂綸鎂)

中学生の少女は立派な西洋風の家に住んでいたが、両親はけんかばかり。
子どものころ両親と一緒に遊んだゴッホの『星空』の絵のジグソーパズルも、
いつも一人でやっている。おじいちゃんの家で見た、満開の星空を思い出しながら。

転校してきた男の子は、絵が上手で寡黙、どこか陰がある。
二人は次第に近づき、星空を求めて旅に出る―。

台湾で大人気の大人絵本作家、ジミー・リャオの『星空』が原作の台湾映画。
監督は、『九月に降る風』『百日告別』の人。
両作品を見ましたが、映像が瑞々しい感性にあふれている人。

この映画も、誰もが抱える「懐かしい時代」を思い起こさせて、泣けるねえ。
透明な、ピュアな心が一瞬よみがえりますよ。
制服とか、学校生活が、日本の学校と重なるんだよねえ、なんか懐かしい。
青春を描く台湾映画、これぞ、という感じ。

フランス映画『アメリ』みたいに、主人公の空想が映像化されて、
メルヘンチックだけど、痛々しく、いとおしくて。
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を思わせる場面も。

エンドロールでは、原作の絵本の絵が紹介されているので、お見逃しなく。

少女を演じたシュウ・チャオは、『ミラクル7号』という映画で、
「少年」を演じたらしい。
今はもう20歳くらいで、ネットで検索したら、ぶりっ子な感じの写真も
いろいろ出てきた。日本の男性が好みそうなかわいさかも(笑)。

少年を演じたリン・フイミンは、オーディションで選ばれた、これが初出演の
人らしい。そういう初々しさが出ていて、良いです。

宝物みたいな映画です。
心が汚れてすさんだときに見ると、きれいな心になれそうです。

映画の公式サイトはこちら
[PR]
# by cathy_kate | 2017-12-29 00:11 | 第五幕 映画 | Comments(0)

『The Curator’s Handbook 美術館、ギャラリー、インディペンデント・スペースでの展覧会のつくり方』

エイドリアン・ジョージ著、河野晴子訳

キュレーター(昔は「学芸員」と呼んだ)が「展覧会/展示」を企画、実施する
上で必要なことを解説した本。

著者はイギリスの人なので、主に英米の事情に即しているが、日本で展示を開催
する際にも参考になる、のかな?
でも、結局は、実地で学ばなければ分からない、という思いも強くした・・・。

そして、究極は、「高いコミュニケーション力」が必要だという・・・。
当たり前か。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-12-28 23:25 | 第一幕 本 | Comments(0)

『新世紀、パリ・オペラ座(L’Opera)』 ジャン=ステファヌ・ブロン監督

2017年フランス・スイス。
ドキュメンタリー映画。

バレエやオペラの練習や講演の様子、経営陣の事情などが描かれる。

バレエは好きですが、オペラもすごいですねえ。
本当に声に感情が乗るんですよね。泣きそうになってしまった。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-12-17 15:57 | 第五幕 映画 | Comments(0)

「レアンドロ・エルリッヒ展―見ることのリアル」 森美術館

ドアののぞき穴をのぞいたら、ドアが並ぶ長い廊下が見える。
でも、ドアの向こう側には、実は何もない。

そんな錯覚を起こさせる仕掛けがある作品ばかりが展示され、テーマパークのよう。
鑑賞者は、アートを体験する。写真撮影もOK。
わざとそんなに複雑な仕掛けにはしていないようで、すぐに種明かしとなるのもミソ。
アーティストは私たちに、思い込みや常識を疑ってほしがっているみたいだ。

鏡って不思議だ。
毎日何度も見るものだけれど、そこに映る私は私ではないかもしれない。
(実際より体が細く見えるように作ってあるのかも)

鏡の中の別の世界に入っていくことができる、と思えた子どものころを、
思い出しました。

展覧会としてはちょっと安易過ぎて物足りない気もしましたが、
楽しめればいいのかな?(笑)
[PR]
# by cathy_kate | 2017-12-07 00:14 | 第二幕 美術 | Comments(0)

ヨーロッパ文芸フェスティバル

今年初めての開催らしい、ヨーロッパ文芸フェスティバル。
基本的にすべて参加費無料。昼食を無料で提供する日もあったらしい。
ドイツ、フランス、イタリア、スペインの各国がお金を出した模様。
(英語圏のイギリスは参加していない?)
それだけ、危機感があるんですかね、英語以外のヨーロッパ言語の本が
日本に紹介されていない、という?

翻訳出版や文芸翻訳に関するセッションがおもしろかった。
詩に限らず、また、児童文学やヤングアダルトももちろんだが、
大人向けの小説でも、「意味」より「音」や「声」が大事、という話など。

英語圏でフィクションの話をすると、よくvoiceという言葉が使われる。
登場人物の声、というより、小説のvoice、という文脈で。
日本での文学研究でも、同じなのかな? 日本語では何て言うのだろう?

アイルランド語の詩を、英訳から日本語に訳して出版し、今度はその
日本語訳詩が音楽家によって歌になった、という話もあった。

複数の言語を使う作家が訳書を出したりバイリンガルの本を出したりするとき、
作家自身が訳す場合と、翻訳家が訳す場合とがありますね。
村上春樹は、自分の作品を訳すことはあるのだろうか?
知人のイギリスの作家は、シェットランド語と英語のバイリンガルの詩集を出版した。
アメリカのインド系作家であるジュンパ・ラヒリは、イタリア語で書いて、
それを翻訳者に英訳してもらい、バイリンガルでエッセイを出版している。
多和田葉子さんは日本語とドイツ語でそれぞれ出版している。
水村美苗は、日本語を主に英語やフランス語も混ぜた小説を書いている。

アイルランド語やシェットランド語のような少数言語は、アイルランド国内や
イギリス(スコットランド)国内で、関心は高いのかね?
日本で、アイヌ語や沖縄語への関心は、高いとは言えないですよね・・・。

原文のオーディオブックを聞いて翻訳する、とか、ミヒャエル・エンデは、
『はてしない物語』をアルファベット26文字に合わせて26章で執筆し、
各章のタイトルの始めの文字を各アルファベットの文字にした、そして、
日本語訳では、翻訳者に、物語を適当に区切ったりして日本語の50音に合わせて
50章に変えてくれと要求した(無理なので断ったそう)、というお話なども
とても興味深かった。
『はてしない物語』は、物語の構造自体が、言語そのもの、世界そのものを表している、
ということなのだろうか?

ドイツ語の本を、アジアの10の言語に10人の翻訳者が訳し、同時出版する、
というプロジェクトも興味深い。
しかも、原書の著者と10人の翻訳者たちがインターネットで疑問点などを
出し合い、共有しながら、翻訳を進めるという、これまでなかなかなかったであろう
方法を試しているらしい。

こういう越境・共有体験などがどんどん広まれば、世界平和につながるのではないか、
とほぼ本気で思っています・・・。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-27 18:58 | 第一幕 本 | Comments(0)

『ドラマ・スキル―生きる力を引き出す―』 レスリー・クリステン著、吉田新一郎訳

学校で十代の子どもたちにドラマ=演劇の授業を行うための、
教師向けの手引書。
オーストラリアの学校の教師が書いた本。

具体的なエクササイズの方法などが書いてあるが、この本だけを基に
授業を実践するのは難しそう。
実際の授業を見学したり、教師がまずワークショップに参加したりするなどの
準備を経ることが必要そう。

この邦訳書は2003年に発行されており、ちょうど、新学習指導要領に基づいた
カリキュラムが始まるころだったみたい。
今はまたさらに新しいものが導入されているが。

それにしても、日本の学校教育って、そんなに大きく変わっているのかね?
変わっていないよね、きっと。
テクノロジーは進んでいるが、相変わらず、まともな人間になるような教育は
行われていないような・・・。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-23 17:43 | 第一幕 本 | Comments(0)

'The Buried Giant' by Kazuo Ishiguro

なかなか読み進められないでいたが、「カズオ・イシグロ、ノーベル文学賞受賞」
の報を聞いて思い出し、やっと読み終えました。

どうしてくれよう、この小説?!

ブリテン人とサクソン人が生きていた時代のブリテン島で、仲睦まじく暮らす
夫婦が、島に蔓延する記憶喪失に悩まされている。
ドラゴンの息のせいで、皆の記憶がかすんでいるのだ。

それでも、失われた息子を求めて、ブリテン人である夫婦は旅に出る。
妻の病を治せるかもしれない賢者に会うのも目的の一つだ。

サクソン人の戦士や、戦士となるべき少年や、アーサー王の年老いた騎士の一人
に出会った夫婦は、ドラゴンの元へと導かれていく。

ドラゴンの息が隠していた記憶とは何だったのか?
忘れられていた夫婦の秘密とは?
すべての記憶が戻るとき、ブリテン人とサクソン人に何が起こるのか?
そして、夫婦の息子の行方は? 夫婦の運命は?

という物語だと思うのですが、エンディング(ラスト)の曖昧さときたら・・・。
明確な小説なんて小説ではない、とは思うのですが、ここまでオープン
(さまざまな解釈が可能)なエンディングだと、読み終わった後、一瞬、
怒りがわいてきましたよ(笑)
長期間読んできただけにね(それは私の問題だが)

日本語訳も併せて読み込めば、もう少し考えるヒントが得られるのかも。
(でも、少なくとも当面は邦訳を読まないと思うけど)
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-19 13:01 | 第一幕 本 | Comments(0)

『劇場を世界に―外国語劇の歴史と挑戦』 谷川道子、柳原孝敦 編著

2008年発行。
東京外国語大学で毎年開催される「外語祭」での「語劇」について、
エッセイや講演や対談の記録や年表などでまとめた本です。

演じること、外国語で演じること、舞台上での言葉や身体について、
なかなか幅広い考察となっている。

昔の学生の語劇への熱の入れようはすごかったのですね。
現代の学生はそれほど熱心でもない人が多そうだけど、頑張らないと、
なかなかできることではありませんよねー。

学んでいる言語で劇をすることが、言語上達にものすごく役立つ、
ということはないにしても、主体的に言語を学ぶきっかけにはなりそう?

「外国語」で演じるかどうかよりも、「演じる」こと自体が未知の領域。
舞台にどう「立つ」か、どう「声を届ける」か、ができない、分からない、
のは、演劇をやったことがないなら当たり前だが、10年前の外語大の学生が、
劇場にも映画館にも行かない人が大半、というのには少々驚いたが、
そういうものか・・・。

一緒に演じる相手や観客と、どう関係性を構築するか、いかによく相手の
言っていることを聞けるか、など、人間として根源的なことを問われるのが、
演劇なのでしょうか。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-17 19:55 | 第一幕 本 | Comments(0)

『別役実の演劇教室 舞台を遊ぶ』 別役 実 作

演劇のプロになるためのハウツー本ではなく、「一般教養」として、
一般の人たちが演劇を「する」ための入門書。

日本で演劇を劇場に観に行く人は多くはなく、ましてや趣味として
演劇をする(演じる)人はかなりレアでしょう。

でも、演劇をすることで、常に「何者か」「何をしているのか」を問われる
存在である、情報化社会に生きる現代人が、ただそこにいて、自分の体を
意識することを取り戻すことができる、ということなのかな。

美術もそうだと思うが、演劇含む芸術は、普段当然としているものを「異化」し、
あらためて向き合うことで、「本質」に到達しようとする試み、なのかな。

よく、小説や演劇で、現実とは違う世界に行けるとか言うけど、実際は、
もっと現実が迫ってくる感じなんですよね。
現実が、違う形で、目の前に立ち現れる。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-15 14:07 | 第一幕 本 | Comments(0)

「シャガール 三次元の世界 展」東京ステーションギャラリー

東京ステーションギャラリーに初めて行きましたが、思いのほか広かった!

シャガールの絵画や彫刻をたくさん堪能できました。

それにしても、シャガールは、「一体化したい」という欲求が強かったのでしょうか?
男と女がくっつき、愛する二人の女が一人になり、人と動物が一つの生き物と化す。

立体作品である壺や彫刻からは、創作の楽しさのようなものが伝わってくる。
狂おしく、ぎゅっと詰まった固まり。

絵画からは、色彩が、浮遊感が、あふれ出す。
愛、かねえ、あふれているのは。
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-09 21:58 | 第二幕 美術 | Comments(0)

「オットー・ネーベル展―シャガール、カンディンスキー、クレーの時代」Bunkamura ザ・ミュージアム

1892-1973年に生きたベルリン出身のオットー・ネーベルという画家を初めて知った。
妻を通して、バウハウスのアーティストたちと関わりを持ったらしい。

すごくがっちりした構成で、分厚く塗る画家だなあと思って絵を見ていたら、
展覧会で流されている映像で、美術館の人も、そのあたりがクレーとの
大きな違いだと言っていた。

『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』というのを作ったそうで、
光景を格子状の色彩で表したもの。
色が想起するイメージってすごいんだな。
色の組み合わせは多様で、こうして世界は広がっていくんだな。

色を起点に、どこまで行けるだろう?
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-09 21:51 | 第二幕 美術 | Comments(0)

「パリ❤グラフィック―ロートレックとアートになった版画・ポスター展」三菱一号館美術館

英語の展覧会名は、“Prints in Paris 1900: From Elite to the Street”。

主に19世紀末のフランスはパリで隆盛したキャバレーや演劇などのポスターは、
街頭に張り出され、大衆も眺め楽しんだ。

一方、版画は限定販売などで少部数が刷られ、比較的裕福な人々が満喫した。

ロートレックは、やはり別格の感がある。デッサンのセンスがすごい。
ヴァロットンも、版画の黒、闇の使い方がうまい。
 
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-09 21:40 | 第二幕 美術 | Comments(0)

メルボルン旅行(5)

観光2日目。
隣室から大音量で聞こえてくる真夜中の長電話のおかげで、眠れず。
10時半に起きて、11時過ぎにホテルを出る。

歩いて、アーツセンター・メルボルンに11時半ごろ着く。
と書いて、でも、バックステージツアーは11時から始まるはずじゃ・・・?

ということで、1時間早く起きてホテルを出ていたのか、
ツアーの開始が1時間遅かったのか、記録と記憶が曖昧です。

とにかく、アーツセンター・メルボルンのBox Officeで、
ツアーの予約注文番号を告げて、チケットを受け取る。
d0133183_222649.jpg

d0133183_2225287.jpg

バレエ「不思議の国のアリス」のチケットが取れなかったので
(何万円もするチケットしか空きがなくて)、代わりにツアーに参加する
ことにしたのだけれど、劇場のロビーには「アリス」の飾り付けがしてあり、
それを見ると、バレエ見たかったな~と思うのです。

このバレエは、日本で来年?に東京で日本のバレエ団が公演するそうです。
できれば見たいけど、やっぱりオーストラリアの劇場で見たかった ><

いったん劇場の外に出て、サンデー・マーケット(日曜市場)なのかな?が
近くでやっていたので、そこで高い(4ドル)スコーンのようなパンを買う。
劇場前の広場で立ったまま食べる。おいしいけど、大き過ぎ!
いかにもバレエやってますという少女が、母親に写真撮ってもらったりしている。

<アーツセンター・メルボルンのバックステージツアー>
ツアーの案内人は、明るく若い女性(白人に見える)。
参加者は10人程度(私以外はすべて白人に見える)。

という環境だと、余計についおとなしくしてしまう。
メルボルンやオーストラリア以外から来た人は?と案内人に聞かれても、
手を挙げられなかったりとか。

でも、ツアー冒頭で、皆さん何に興味がありますか?と案内人に聞かれたときには、
手を挙げましたよ。
バレエと劇のところで、だったかな? 他には、オペラ、音楽、ミュージカルなど。

衣装や舞台装置は、著作権があるので、撮影禁止、と注意される。
この劇場は、もともとは、地下にぐぁーっと深く造りたかったんだって。
でも、地盤の関係で、それは断念。面白いね。

参加者の中に、案内人よりもバレエに詳しい、元男性の女性と思われる中年の方がいて、
ツアー中に参加者からの質問に答え、いろいろ教えてくれた。
ツアー中にすれ違ったスタッフと思われる人とあいさつもしていて、
何者だったのだろう?

バレエが上演されるホールは、超広くて超豪華、ってほどではないが、重厚感たっぷり。
観客は、2000人くらい入るらしい!
舞台に立ったのですが、ここで踊るってどんな感じ?と思いをめぐらせました。

楽屋の廊下を、ソリストか何からしい、女性バレエダンサーが、チュチュの背中の
ファスナーを下げたまま、通り過ぎて行った。
小さくて、きゃしゃで、かわいいっす。
d0133183_2235585.jpg

d0133183_2241883.jpg

d0133183_2243885.jpg

d0133183_2251977.jpg

d0133183_2255441.jpg

d0133183_2262856.jpg

d0133183_2265883.jpg

d0133183_2271690.jpg

d0133183_2273864.jpg


ツアーを終えて、わりと近くの劇場や美術館へ、歩いて見学。

<Southbank Theatre>
偶然見つけたけど、残念ながら、この日は閉まっていました。
d0133183_2284150.jpg


<オーストラリア現代アートセンター(ACCA)>
入り口がどこかわからず、隣のモルトハウスシアターのカフェの人に聞くも、
教えてもらった入り口は開いているようには見えず、カフェの人に、
閉まっているのかと聞いても、たぶん閉まっているのかもね、という答えで、
あきらめました・・・。

ACCAの建物の、アートセンターの入り口とは違うドアに、ダンスのレッスンの
スケジュール表が貼ってあった。
一般の人が参加できる、コンテンポラリーダンスのレッスンとかだと思うけど、
どんなクラスなんだろう、少し受けたいと思ったが、夜だったので、やめておいた。
d0133183_221005.jpg

d0133183_22102431.jpg


<モルトハウスシアター>
ビール醸造所だった建物を利用した劇場。
ちょっと怖そうな劇を上演しているようだった。結局見なかったけど。

建物を見るだけという感じになってしまったが、歩いて、アーツセンター・メルボルン
のところに戻る。
d0133183_22111667.jpg


<国立ビクトリア美術館(NGV インターナショナル)>
アーツセンター・メルボルンに隣接する美術館。
スタイリッシュでかっこいい建物。

コレクションは、16~20世紀のヨーロッパ美術や、中国や日本の美術品も。
ヨーロッパの中世美術を見ながら、これらをオーストラリアに持ってきて、
収集する意味とは、などと考えてしまった。

コレクションは無料で見られますが、企画展は有料で、高い。
クリスチャン・ディオール展と北斎展をやっていて、ジョイント券38ドルを買う。

チケット売り場のお兄さんが日本語で話しかけてきて、少し日本語で話した。
きっと学校で日本語を習った世代?なんだな。

日曜日だからか、どちらの企画展も激混み。
ディオール展には、モデルか?というほどスタイルの良い人やおしゃれな人が
鑑賞者の中にいました。
着てみたい服もありましたが、着ることはないだろうな(笑)
d0133183_2212052.jpg

d0133183_22122817.jpg

d0133183_22125337.jpg

d0133183_22131375.jpg

d0133183_22133279.jpg

d0133183_22135944.jpg

d0133183_22141953.jpg

d0133183_22144653.jpg

d0133183_2215613.jpg

d0133183_22155615.jpg

d0133183_22162248.jpg

d0133183_22164945.jpg


北斎展には、日本人の妻とオーストラリア人の夫と思われる子連れの一家も。
北斎展には、中国人、中国系の人も多かった模様。

北斎展では、「100 Ghost Stories(百物語)」のコーナーがあったのですが、
キャプションに「Yamauba」とあったが、「Yamanba」のことですかね。
「山姥」ですよね。「やまうば」とも読むのでしょうか?
d0133183_22174339.jpg

d0133183_2218998.jpg

d0133183_22183686.jpg

d0133183_2219543.jpg

d0133183_22192832.jpg

d0133183_22195231.jpg

d0133183_22203457.jpg

d0133183_22205657.jpg

d0133183_22211276.jpg

d0133183_22213542.jpg

d0133183_2222487.jpg

d0133183_22224297.jpg

d0133183_2223246.jpg

d0133183_22231618.jpg

d0133183_22233560.jpg

d0133183_22235241.jpg

d0133183_22241030.jpg

d0133183_22243398.jpg

d0133183_22245195.jpg

d0133183_2225848.jpg

d0133183_22253127.jpg


コレクション展は、少しだけ見たところで閉館時間が来てしまったので、
続きを見るために翌日にまた来ることにしました。
d0133183_22271573.jpg

d0133183_22275723.jpg

d0133183_22281654.jpg

d0133183_22283753.jpg

d0133183_2229817.jpg

d0133183_22292544.jpg

d0133183_22294449.jpg

d0133183_2230389.jpg

d0133183_22302623.jpg

d0133183_22304792.jpg

d0133183_2231168.jpg

d0133183_2232437.jpg

d0133183_2233360.jpg

d0133183_22331922.jpg

d0133183_2233406.jpg


夕食がねー、物価が高いから、どうしようかと困ったのですが、結局、
ホテルの近くのサザンクロス駅にあるチェーン店の売店「Pie Face」で、
ステーキ入りミートパイ、キャロットケーキ(イギリスっぽくて懐かしいので、つい)を
買った。高いけど、おいしい! 日本にも出店しているそうです、知らなかったけど。
d0133183_22341340.jpg

[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-03 22:37 | 第八幕 旅 | Comments(0)

メルボルン旅行(4)

空港からホテルに直行して、ホテルに荷物を預けて、そのまま観光へ。

<シーライフ・メルボルン水族館>
ヤラ川沿いにあります。
ガイドブックに記載してあった入館料が値上がりしていて、大人42ドル。
高いっ!

この高い入館料が、海や海の動植物の保護に役立っているならいいのだけれど、
水族館の目玉であるペンギンさんたちが、ガラスケースに閉じ込められて、
所在なさそうにしているのを見ると、お金が正しく使われているのか、
疑いたくなってしまいました・・・。

お子さまたちは、楽しそうにはしゃいでいましたよー。
d0133183_19542720.jpg

d0133183_195503.jpg

d0133183_19551920.jpg

d0133183_19563375.jpg

d0133183_19565624.jpg

d0133183_19572337.jpg
水族館からの眺め。
d0133183_1958283.jpg

d0133183_19583675.jpg

d0133183_19591011.jpg


d0133183_19595619.jpg
教会です。
d0133183_2013074.jpg

d0133183_2015497.jpg

<イアンポッター・センター(NGV オーストラリア)>
コンテンポラリーアートを展示する美術館。
NGV オーストラリアというのは、国立ビクトリア美術館のコレクションの
一部ですよ、ということらしい。
日本生まれでオーストラリアに移住した彫刻家の作品もありました。

観光案内所もあるフェデレーションスクエアという広場にある美術館で、
美術館の外では、古本の青空市が出ていました。
イギリスの挿絵画家ケイト・グリーナウェイの絵本や、1927年出版という
日本、フェロモサ(台湾)、コリア(朝鮮半島)の折りたたみ式の地図も。
買わなかったけど。

広場やそのカフェはにぎわっており、メルボルンではFringe(カジュアルな
演劇などのパフォーミングアーツの祭典といったところ?)も開催中だったようで、
その案内所も出ていました。
d0133183_2022694.jpg

d0133183_2032334.jpg

d0133183_2034443.jpg

d0133183_204317.jpg

d0133183_2042578.jpg

d0133183_2044888.jpg

d0133183_2051238.jpg


d0133183_2053471.jpg
中華街(チャイナタウン)の入り口の門です。
d0133183_2062282.jpg

<ビクトリア州立図書館>
チャイナタウンの入り口をのぞいたりしながら、歩いて図書館へ。
すごく広くて、みんな思い思いの読書や勉強をし、
自作本の展示販売をするイベントまで行われている。

素晴らしいなあと思いながら写真を撮ったのですが、もしかして、
肝心のリーディング・ルームを見逃したのかな?
d0133183_2065393.jpg

d0133183_2071540.jpg

d0133183_2073816.jpg
図書館の前で、チェスの勝負をしていました。真剣勝負?
d0133183_208357.jpg

d0133183_208595.jpg

d0133183_2092111.jpg

d0133183_2094547.jpg

<ラ・ママ>
住宅街にある、元工場だった建物を利用している小劇場。
お芝居を見たかったのですが、この日の夜の公演は売り切れで、
翌日のも見に行けませんでした。残念。

劇場の庭にカフェがあり、カフェの人は公演のことは知らなかったのだけれど、
劇場の2階に人がいるから、聞いてみたら?と教えてくれたのでした。
カフェの人も劇場の人も、やや戸惑いながら教えてくれたような。
アジア系が来るのは珍しいのかな? それとも、私が不審者っぽかった?(笑)
d0133183_20115354.jpg

d0133183_20123497.jpg
ラ・ママの外階段を上ったところからの眺め。

<イアンポッター美術館(メルボルン大学)>
メルボルン大学の付属美術館。入館料は無料。
サー・イアン・ポッターは、オーストラリアの実業家だそうです(1902-1994)。

空間を上手に使ったコンテンポラリーアートの展示で、音楽との関係性を探る作品や、
アボリジニの装飾に着目したらしい作品があって、結構面白かったです。
d0133183_20132875.jpg

d0133183_20135166.jpg

d0133183_20141558.jpg

d0133183_2014398.jpg

d0133183_2015235.jpg

d0133183_20152569.jpg

d0133183_20154988.jpg

d0133183_20161414.jpg

d0133183_20164639.jpg

d0133183_2017927.jpg

d0133183_20174239.jpg

d0133183_20191135.jpg

さて、観光を終えて、夕飯を食べようとしたのですが、物価が本当に高い。
中華とかでも10ドルはする。サンドイッチも高い。いちご以外はすべて高い!

結局、高いケバブとマフィンと水を買ってホテルに戻る。
ケバブはそんなにおいしくなく、しかも量は3人前くらいある・・・。
食べきれませんでした。
マフィンの中身が生焼けだったのにびっくり! 料理下手な私ですら、
焼き菓子を作る場合、生焼きにだけは気を付けますよ・・・。
d0133183_2020286.jpg

ケバブ屋のおじさんは、英語になまりがありました。
「今日はフットボールのファイナルの試合をやっていたのかな?
妙に人がたくさんいるんだよねー。僕はフットボールは好きじゃないけど。
サッカーが好きなんだ。オーストラリアンサッカーね」
と言われても、その2つのスポーツの違いがよく分からん・・・。

日本で言う「サッカー」は、アメリカではsoccerで、イギリスではfootball
ということは知っているが、この人の言っているのは、オーストラリア英語
でのことなのか、何なのか?

ただ、この日、王立展示館(ロイヤルエキシビション・ビル)に行ったのに、
イベントが開催中で、内部を見学できなかったのです。
オクトーバーフェストということで入場料を取っていたみたい。
中にいる人たちは飲み食いし、大型テレビ画面でスポーツの試合観戦をしていたような。
あれが、フットボールの大きな試合だった?
歴史ある建物でこんなイベントやってるのかね、本当にこの建物で合っているのかね?
と不思議だったのですが。

この建物の外で、若い女性に中国語で話しかけられたのでした。
中国語が分からないと言ったら、すぐに英語に切り替えてくれた。
この人も、展示館で何が行われているのか、知りたかったみたい。
d0133183_20103722.jpg

d0133183_201058100.jpg

d0133183_20112314.jpg

さて、18時ごろにホテルに着き、部屋に入ったのはいいが、隣の部屋からの
音漏れがひどい!
中国のどこかの地方の言語だと思うが、話している言葉がすべて聞こえてくる。
大人数が部屋にいる模様・・・。

そんな中で、電話をかけ、アーツセンター・メルボルンで翌日に行われる
バックステージツアーを予約する。毎週日曜日の11時~12時半のみ開催。
クレジットカード番号を言いながら、隣室に聞こえていそうで、心配だった。
電話の相手の英語は、分かりやすくて助かった。
注文番号(order number)を教えてもらい、それを当日ツアーが始まる前に
劇場の受付で伝えればOKと言われた。

隣人は、23時過ぎには、電話で大声で話し始めた。眠れなかった・・・。
翌日、ホテルのレセプションで、部屋を替えてくれないかと言ってみたが、
その隣人はもうチェックアウトしたから、と言われてしまう。
確かに英語を話す別の人たちが泊まっていたようだ。
今度は私が、朝の目覚まし時計の音で、その隣人に迷惑をかけたかも!
[PR]
# by cathy_kate | 2017-11-01 20:23 | 第八幕 旅 | Comments(0)